HOW THE DATA IS MADE

「技術の現在地」のデータの作り方

ニュースを集めるだけでは、「何が実際に起きたのか」は見えにくい。

技術の現在地では、公開情報から具体的な動きと根拠を分けて整理し、元資料まで戻れる形で公開しています。このページでは、その情報をどう作り、どこまで読めるのかを説明します。

01 / WHAT WE TRACK

企業名ではなく、技術に関する具体的な「動き」を追う。

企業、研究機関、公的機関などの公開情報から、誰が、どの技術領域で、何を行ったかを整理します。ニュース記事の本数や、関係しそうな組織を並べた名簿ではありません。

確認できる行動と、その意味の範囲を分けて記録します。組織名だけでは見えにくい関わり方を、元資料に戻って確かめられるようにします。

02 / DEFINITION

「動き」とは何か

公開情報から具体的な行動を確認できたものを、既存の8分類で整理します。
  1. A1研究・開発
  2. A2試験・実証
  3. A3製造
  4. A4受注・調達
  5. A5提携・共同事業
  6. A6出資・資金調達
  7. A7設備・建設
  8. A8政策・事業参画

分類は行動の意味を整理するためのものです。既存分類に当てはまらない場合や、複数の分類が同程度に当てはまる場合は、推測で一つに決めません。

03 / PROCESS

情報が公開されるまで

自動処理だけで公開を決めず、元資料と公開条件を段階ごとに確認します。
  1. 01

    公開情報を確認

    企業・研究機関・公的機関などが公開した元資料を起点にします。

  2. 02

    行動候補を抽出

    技術に関する具体的な行動が書かれている箇所を探します。

  3. 03

    整理を支援

    AIなどを使い、分類、組織、日付、重複の候補を整理します。

  4. 04

    根拠を検証

    記述の根拠、分類、同じ出来事との重複を確かめます。

  5. 05

    元資料に照らして確認

    要約や意味の範囲が、発表元の記述を超えていないか見直します。

  6. 06

    公開条件を確認

    必要な根拠と確認項目がそろった情報だけを掲載対象にします。

  7. 07

    公開データへ

    確認された動きとして、根拠と元資料を結んで公開します。

04 / AI ASSISTANCE

AIをどこで使うか

整理を支援すること

  • 行動候補の抽出
  • 分類候補の整理
  • 組織名・日付候補の整理
  • 重複候補の発見

AI出力だけでは公開しない

AIが示した候補は、元資料の記述、根拠の範囲、分類、重複、公開条件と照合します。元資料で確かめられない内容を、AIの回答だけで事実として掲載しません。

05 / TRACEABILITY

根拠から元資料まで戻れる

要約だけで判断せず、どの記述を根拠にしたかを確かめられます。
  1. 01動き何が確認されたか
  2. 02根拠判断に使った記述
  3. 03元資料発表元の公開情報

各「動き」の詳細ページでは、要約、意味すること・意味しないこと、根拠となる原文、発表元の元資料をひと続きで確認できます。

06 / PRINCIPLES

分からないものを、分かったことにしない。

元資料に書かれている範囲を超えて、強い意味へ置き換えません。
  • 受注≠

    納入・製造完了

  • 製造≠

    量産開始

  • 実証≠

    商用化

  • 未分類≠

    推測で補完

  • 件数≠

    重要度・市場規模・投資価値

07 / COVERAGE

件数を正しく読むために

掲載件数は、このサイトで公開情報から確認できた範囲を表します。
  • 01

    掲載されていないことは、活動していないことを意味しません。

  • 02

    公開情報として確認できた範囲を掲載しています。

  • 03

    過去年を含む、完全な網羅性は保証していません。

  • 04

    件数は、市場全体の活動量を示す統計ではありません。

  • 05

    発表日と、出来事が実際に起きた日は異なる場合があります。

  • 06

    追跡する情報源や分類の範囲は、技術ごとに異なります。

  • 07

    既存分類に当てはまらない情報は、無理に分類しません。

08 / UPDATES

更新と訂正

公開後も、新しい元資料が確認された場合や、根拠・分類・組織の関係を再確認した場合に、内容を更新することがあります。元資料の記述を超えないことと、更新後も根拠まで戻れることを保ちます。

09 / EXPLORE THE DATA

データを実際に見る

技術、発表履歴、企業・組織の具体的な動きから確認できます。
技術から見る観測している技術の一覧へ →動きの履歴を見る発表日順の公開データへ →核融合の企業・組織を見る具体的な動きと根拠から探す →